人間関係が面倒な人、おめでとう。

社内の人間関係のウザったさは、対処のしようがないと思う。ひとついえることは、お友達になることである。お友達になれないのならば、嫌われるだけ。コミュ力の高い人は、世代や性別が異なる人とも難なくお友達になれる人のことだと思う。ジャニオタのお姉さんや、韓流大好きなオバサマと、お友達っぽくなれちゃう人。こういう人はコミュ力が高いし、多少仕事ができなくても、周囲の人がなんとなくフォローしてくれるし、大目に見てくれるものである。

しかし、お友達になれない人が大目に見られることはない。日々の仕事をとっても厳しい目で精査されるんである。どんな仕事でも、とっても厳しい目で多角的に精査されれば、多少の突っ込み所はあるわけで、そういうところを突っ込まれる。仕事はお友達同士の遊び場ではないが、お友達同士のほうが仕事しやすいのは確かだと思う。

では、お友達になれない人はどうすればいいか?お友達から外れた人として、粛々とやっていけばいいんである。目立つことなく、のらりくらりとしていればいいと思う。大概のことはお友達集団が決めて、大概のことはお友達集団がやってくれるのだから。そして、それらの仕事は当然彼らが負うのだから。お友達から外れた人は、ボケッとしていればOK。そうやって、お友達集団の風景を眺めていれば、あっという間に退社時刻になっているんである。

社内の人間関係が面倒な人、おめでとう。きみは何もしなくていい。何の責任も負わなくていい。ただ給料をもらうことだけが、きみの仕事だ。おめでとう。栄冠を勝ち取ったのは、きみだ。ノアの箱舟に乗った皆は沈んでいくだろう。きみだけが小さく浮き上がった孤島で生き残るだろう。